針灸とは

針灸治療が、痛みやこりに効果がある事は、一般的に知られていますが、これは、針灸 の効き目の、ほんの一部にしかすぎません。 針灸治療により、血管の収縮が改善され、全身の血流が良くなり、栄養と酸素の供給 が促進され、代謝が上がり、消化器系の働きも高まり、自律神経系、ホルモン系のバラ ンスを整えます。 又、脳から分泌されるホルモンが、人間の心とからだの健康に大きく関与していますが、 針灸によるツボへの刺激で、脳内物質の中でも一番効力のある「エンドルフィン」の分 泌が促されます。脳細胞は若さを保ち、活性化され、免疫力と自然治癒力が高まり、ガンをはじめとする. あらゆる疾病から、からだを守る働きを高めるのです。 針灸は他に、高齢者や、慢性病、難治性疾患の生活の質を高める。薬物副作用の軽減。 外傷やリハビリの補完作用 等があり、定期的な針灸治療で、日頃の心身の疲れを取り病気を未然に防ぐことができます。
      
    治療に用いる針は、髪の毛ほどの細さで、通院中の子供たちも寝入ってしまうほどで、針の痛みに対する恐怖心、不安感は、一切不要です。
   

  近年、欧米では針灸治療が「もう一つの医学」として注目され、米国では1200万人 の人が針治療を受けています。
   科学針灸院では、多くの方々に、針灸治療を経験していただき、健康回復に役立てていただきたいと願っています。

       

■ 針灸はこんな病気に:

WHO(世界保健機構)は、41の疾患に針灸治療は効果があると発表しています。

 神経痛(三叉、肋間、坐骨)、自律神経失調症、頭痛、偏頭痛、 ムチウチ症(交通事故等)、ねちがえ、肩こり、五十肩、腰痛、 ギックリ腰、膝関節痛、頚腕症候群、スポーツ障害、打撲、 ヘルペス、不眠、更年期障害、産後の不調、不定愁訴、全身疲労、風邪、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、メニエル氏病、便秘、下痢、胃炎(急性、慢性)、胃下垂、胃酸過多、近視、老視、眼精疲労、かすみ目、白内障、夜尿症など。

●1997年 NIH(アメリカ国立衛生研究所)は、手術後の痛みや、抗がん剤による吐き気に
●2000年 BMA(イギリス医学会)は、背中の痛みや、頭痛などに、針治療は効果があると発表されています。

 
Jan , 9th 2005

Scientific Acupuncture Clinic Center , 1999